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メック:補助装備


概要

メックには、攻撃と防御に直接関わる兵装以外にも様々な補助装備が存在する。
この記事ではそれらの補助装備について解説する。

砲架

武器用のアタッチメント器具。
機体に「取り付け」ることで、そこに武器を「装備」することが可能になる。

武器は機体に直接取り付けて使うことも可能だが、
砲架に装備することで以下のような違いが生まれる。

・「取り付け」では発生する付け外し時の事故(武器喪失)がない
・戦闘中でも武器の交換が可能
・砲架経由であれば、武器自体の大きさ(占有スロット数)に関係なく
 砲架の消費スロット数のみで武器が装備できる
・武器の種類、重量、バースト設定等によっては命中ペナルティが発生する
・砲架に装備した武器には装甲の防護が及ばない
・武器を直接取り付ける場合は受け側のスロット容量のみが制限要素だが、
 砲架は1部位に1つしか取り付けられない(胴体のみ2つまで)

前者3つが利点、後者3つが欠点または制限。
装備としての取り回しが良くなる代わりに戦闘面ではやや不利、といったところ。

もっとも、戦闘面で不利というのはその武器単体で見た場合であり、
「取り付け」によって本体部位の改造スペースを占有するということは、
それだけ他の移動装置や補助装備が付けられなくなることを意味する。
総合的には「武器は砲架に装備して使うのが基本」となるだろう。

また、ゲーム中には様々な名前の付いた砲架が登場するが、
それらの性能にまったく差がないことも1つの特徴として挙げられる。

重量は 0.5t、取り付けの際の消費スロット数は 1 で完全に固定、
装備可能な武器種の制限やペナルティのようなものはなく、
また名前と異なる部位に取り付けることでの不都合も一切ない。

よってルール上はどの砲架をどこに付けようが戦闘面での問題はないが、
武器を装備する際には機体に存在する砲架(と手)の一覧から選ぶことになるため、
無用な混乱を避けるためにも素直に部位と一致する名前のものを使おう。

人型ロボットに欠かせない(?)要素である手は、
このゲームでは砲架の亜種という扱いになっている。
通常の砲架との違いは以下の通り。

・「腕」の部位にのみ取り付け可能
・1つの腕に手は1つまで。通常の砲架とは別枠
・戦闘中にアイテムを拾うことが可能になる

一番の違いは戦闘中のアイテム拾いで、
これにより敵の落とした武器を利用した戦術が可能になる。
何らかの理由で弾切れを起こした時には貴重な利点になるだろう。

手そのものの重量や消費スロットは通常の砲架と完全に同じで、
機種による性能の差のようなものもない。
腕を備えたメックなら大体は手も備えているので、
これの付け替えを意識するような機会はほぼ無いだろう。

大型アクチュエーター

メックにとっての身体強化装置。
機械としては本来は四肢その他の関節部に取り付けるものだが、
ゲームルール上はどの部位に取り付けても問題なく効果が発揮される。
取り付けることでの効果は以下の通り。

装備重量限界の上昇(メックのクラス * 2)の強化量で最大 +2.0t まで
体当たりの威力強化(強化量 / メックのクラス)のDC上昇
白兵武器の威力上昇(強化量 / 4)のDC上昇
投擲武器の射程上昇(強化量 / 10)マス
歩行速度の上昇移動システムの記事参照

ここで言う「強化量」とは、取り付けたアクチュエーターのクラス数の合計値。

白兵や格闘攻撃への効果が多いが、恩恵としては装備重量限界の上昇も大きい。
+2.0t の限界上昇は数字としてはそこまで劇的ではないものの、
その気になれば1~2本でペナルティを生む重量の武器も珍しくない中では
このささやかな恩恵も侮れないものになるだろう。

また投擲武器の射程上昇も白兵重視のビルドでは注目したいところだが、
アクチュエーターは取り付けに求められるスロット容量が大きく、
また量を積もうとするとアクチュエーター自体の総重量も無視できなくなる。

無暗に数を取り付けてもデメリットの方が多くなりかねないので、
全体のバランスを見ながら落としどころをよく検討しつつ使う必要があるだろう。

コンピュータ

機体に「取り付け」て組み込み、その上で補助ソフトウェアを走らせることで
機体の操縦を助けてくれたり、敵メックの構造が分かるようになる機器。
メック用のソフトウェアには以下の4系統がある。

操縦補助MVにボーナス。ただし上限値ゼロまで
「+X マニューバ」と表示されるもの
照準補助TRにボーナス。ただし上限値ゼロまで
「+X ターゲティング」と表示されるもの
速度補正目標の移動速度による命中力低下(回避補正)を軽減
「+X 目標速度補完システム」と表示されるもの
メック解析選んだメックの詳細情報を'?'キーで表示可能になる
「目標分析ソフト」の1種類のみ

各ソフトウェアはその効果量に応じて一定の容量を占有する。
また1つの系統の効果は重複せず、同系統が複数存在する場合には
最も効果の大きい1つだけが補正値として採用される。

基本的には可能な限り高ランクのソフトウェアを使いたいところだが、
土台となるコンピュータは、容量の大きい高クラスになるほど
重量や取り付けスペースの圧迫が大きく、扱いにくくなる。

そのため、元から「上限のゼロを超えた分は無駄」という制約があり、
そして改造や装備の調整でも対処のできるMVとTR用ソフトウェアに関しては、
必ずしも最高ランクのものを使うことが正解だとは限らない。
改造を突き詰める際には無駄のない落としどころを意識してみよう。

なお、アイテムとしてのソフトウェアの扱いで1つ分かりにくい点として、
インストールは1つ1つ個別に入れていくところが、
アンインストールは一括でしかできない、という仕様になっている。
入れる時はソフト側から、外す時はコンピュータ側からと覚えておこう。

電子対抗システム

敵メックの電子機器に干渉する機能を備えた電子戦装備。
敵の射撃/ミサイル系攻撃の照準を妨害することで攻撃を失敗させる。
装備のランクはそのまま判定時のプラス補正として働く。

この仕組みは、ルール上の位置付けとしては、
白兵攻撃における「武器による受け流し」に相当するものである。

判定にはやや大きい下方修正(-5)が与えられているため
そうそう簡単に成功するわけではないが、受け流しや盾防御と違い
「再使用のクールダウン時間が存在しない」という際立った特徴を持つ。

高い電子戦スキルと工作ステータスを持ったパイロットならば
これだけでも侮れない攻撃回避性能を発揮することができるだろう。

また、この装備は重量/占有スペースともに軽い部類であるため、
技能面が弱い場合でもとりあえず積んでおいて損はない。

電源

エネルギー兵器用の追加エネルギーパック。
通常は機体のエンジンがメインのエネルギータンクとしても働いているが、
この装備を組み込むことで容量を拡張することができる。

エネルギー容量は機体全体で一纏まりに扱われ、どの部位に電源を追加しても
(部位ごとの破壊されやすさの差を除けば)性能面での差は生じない。

ゲーム中で普通に手に入るのは主にクラス4までの電源で、
1つあたり「625 * クラス数」のエネルギー容量を持っている。

また1部位に搭載できるのは1つまでなので、欲しい場合には
部位側の空きスペースと相談しながらどれを使うか決めることになるだろう。
カスタムメックが持っていることのある軽量化された電源も狙い目。

長距離スキャナ

自機の周囲をスキャンし、隠れている敵の居場所を明らかにする装備。
特殊システム使用のメニュー(デフォルトでは 'U' キー)からアクセスできる。
使用の際には機体の持つエネルギーを消費する。

ゲーム中で手に入るのはクラス2またはクラス4の2種類で、
消費エネルギーはそれぞれ 56 または 112 ポイント、
スキャン可能な範囲はそれぞれ半径 10 マスまたは 20 マス。

発見に際しては抵抗判定のようなものはなく、
効果範囲内に存在さえしていれば問答無用で位置が暴かれる。

この装備が役に立つのは、戦闘中よりもフィールドマップだろう。
察知系の技能が低いために目的とする敵部隊の姿が見えなかったり、
望ましくないタイミングで見えない敵部隊とぶつかってしまったりと、
敵が見えないことによる障害は主に戦闘外で発生するためである。

関連するスキルやステータスがある程度備わっていれば
特に必要のない装備だが、その勘所が掴めない間や、
育成方針の関係であまり技能が伸ばせない場合には頼りになる存在だろう。

変形システム

可変メックにおいて、変形機構のトリガーとなる装置。
特殊システム使用のメニュー(デフォルトでは 'U' キー)から発動できる。

変形には普通に一手分の行動を消費するが、変形そのものは一瞬で完了する。
また変形に伴う消費コストのようなものもないが、唯一の制限として
「現在地が変形後の形態でも侵入可能な地形であること」が求められる。

補助回路

メックの性能を強化することができる特殊な部品。
生身状態で戦う一部の敵ロボットから科学スキル経由で入手することができる。

射撃管制装置メック火器+2
自己防衛回路メック白兵+1

存在するのはこの2種類のみ。
対象メックに普通に「取り付け」ることで効果が発揮される。

注意点として、これらの部品はルール上では
「メック用サイバーウェア」のような扱いになっており、
一度適用したら取り外すことができない。

乗り換えに際しての使い回しが不可能なので、
複数入手の当てがない場合にはどの機体に使うかよく考えて決めよう。

mech_misc.txt · 最終更新: 2020/02/16 20:05 by 名無しⅡ号

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