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メック:MV/TR/SE


概要

Maneuver(機動)、Targetting(照準)、Sensoring(感知)の3つの語の略称。
その名の通り、メックの機動性、照準性能、センサー性能の指標である。

SEについては基本的に搭載センサーの性能で決まるもので、働きも分かりやすい。
一方のMVとTRは、それ自体はよくある回避や命中に関わるステータスだが、
1つ特徴的な仕様として「最大値がゼロ」となっていることが挙げられる。

詳細は後述の各項目に譲るが、簡単に言えばこの2つの数字は、
「強化」というより「負荷」の側面を表した要素であり、
操縦の足を引っ張る要素がない状態が最上、すなわちゼロとなる。

ゼロの状態に達した後はどれだけ好材料を上積みしても性能は変わらないが、
その好材料の中には戦闘中に喪失する可能性があるものも含まれるため、
さらなる補助の強化や重量軽減などで余裕を持たせておくのは無駄ではない。

ノーマル仕様ではほとんどのメックが両スコアともマイナスになっているので、
性能を損なうことなく(むしろ強化しつつ)これをゼロに近づけていくのが
強い機体を目指す上でカスタマイズの基本指針となるだろう。

効果

MV

メックを思い通りに動かす上での負担の少なさ。
回避能力および白兵攻撃の命中力に関わる。

TR

メックで目標に狙いを付ける上での負担の少なさ。
ミサイル以外の射撃攻撃の命中力に関わる。

SE

メックにとっての目であるセンサーの性能指標。
ミサイル攻撃での命中力のほか、メック搭乗時の察知スキルを使用した判定、
そして弱点狙いスキルの判定にも補正を与える。

算出法

MVとTRは算出がやや複雑で共通項も多いことから、先にSEを解説する。

SE

センサー無し-8
センサー有りセンサーのクラス - 7
頭部に搭載+3

関連要素はこの3つのみ。センサーのクラスは 1~10 であるため、
SEが取りうる値は -8 または -6~+6 のいずれかの範囲である。

まずはボーナスの大きい頭部にセンサーを搭載するのが基本となるが、
破壊されやすい部位である頭部に1つだけではセンサー喪失のリスクも高い。

SEのみならずTRに対しても多大なペナルティを生むセンサー喪失を避けるため、
高級機では「頭部にメイン、胴部に低クラスのサブ」という構成がよく使われる。
プレイヤーによる改造機でも、よほど頭部の固さや回避力に自信があるか、
そもそも頭部がないメックでない限りは自然にこれを真似ることになるだろう。

MV/TR

まず、機体分類による基本補正が存在する。

MVTR
Battroid+1+1
Zoanoid+3-1
AeroFighter-5-1
GerWalk-30
HoverFighter-30
GroundCar-1+1
GroundHugger-1+2
Arachnoid0+1
Ornithoid-1-2

この補正は完全に機体分類のみで決定されており、
特定の機種や個体による例外は一切ない。

機体重量による補正

機体重量はMVとTRに直接的な影響を与える。

本体重量補正7.5t につき補正 -1
装備重量補正過重ポイント 2 未満は補正なし
2 以上ならば、「過重ポイント - 1」のマイナス補正
過重基準値(t)(装備重量の上限値 + 0.5) / 2
過重ポイント「現在の装備重量 / 過重基準値」の整数部分

ここで言う本体重量は、機体に「取り付け」られている部品の総重量を指す。
装備重量は、「装備」および所持品として運搬されているアイテムの総重量。

メックの情報画面に表示されているのは、「全備重量」と「現在の装備重量」、
そして「ペナルティの発生しない装備重量の上限」の3つだけなので、
本体重量に関しては「全備重量 - 装備重量」で自力で求める必要がある。

本体重量補正の分かりやすさに比して装備重量補正がややこしいが、
これはまず、機体のサイズに応じた「超過重量の基準値」というものがあり、
装備重量がその基準値の2倍に達した瞬間にペナルティが発生、
そこからさらに基準値分の重量を積むたびにペナルティ追加、となっている。

基準の2倍に達した瞬間にペナルティが始まることから、
そこから(メックの世界での)重量の最小単位である 0.5t を引いた数字が
情報画面での装備重量上限として表示されている、という形である。

また、この装備重量に関しては、「大型アクチュエーター」を使うことで
過重基準値を最大で +1.0t まで増やすことができる。
基準値での +1.0t なので、情報画面での装備重量上限は +2.0t まで上昇する。

ほとんどの機体では、この超過重量の基準値はおおよそ 10t 前後になる。
7.5t ごとに -1 される本体重量補正よりも大きな数字なので、
重量のある武器は「取り付け」よりも「装備」の方がこの部分の補正では有利。

ただし、別の命中補正要素である「武器重量と反動による補正」では
装備ではなく取り付けの方が有利になるケースもあるため、
ギリギリの調整を狙う場合では一概にどちらが正解とは言い切れない。

センサー/ジャイロスコープ補正

メックにとっての感覚器であるセンサーとジャイロスコープは、
破壊されるとMVとTRにも大きな悪影響を与える。

センサー無しMV-1、TR-5
ジャイロスコープ無しMV-6

ソフトウェア補正

メックにコンピュータを搭載し、そこに補助ソフトウェアをインストールすることで
MVとTRにそれぞれボーナスを与えることができる。

MV補正「+X マニューバ」の数字部分
TR補正「+X ターゲティング」の数字部分

同系統の補正が複数存在する場合は最も効果の高い1つのみが有効となる。
メインの破損に備えたサブコンピュータ用という目的でもない限りは
MV用とTR用でそれぞれ1種類のソフトウェアを入れておけば十分。

頭部コクピット補正

コクピットが胴体ではなく頭部に搭載されている場合、
MVとTRの双方に +1 のボーナスが与えられる。

標準環境では存在しないケースだが、形態変化可能なメックが
例えばAerofighterのような頭部を持てない形態に変形した場合、
その形態である間はこのボーナスは消失する。

高効率エンジンボーナス

メックのエンジンが「高効率」と銘打たれているタイプの場合、
MVとTRの双方に +1 のボーナスが与えられる。

オーバーロード補正

電気系統への過負荷によるMV/TRへのペナルティ。

“OVERLOAD” の特性が付いた攻撃を受けたり、
機体のエネルギーが尽きている状態でさらにエネルギー系兵装を使用すると
状態異常としてのオーバーロード(稲妻のアイコン)が発生し、
その度合いに応じてMVとTRにマイナスの補正が発生する。

減少量の目安は、稲妻のアイコンが黄色の状態ではペナルティなし(警告段階)、
橙色の状態で -1 から -2、それより深刻になると赤色アイコンになる。

過負荷の度合い自体には上限は設定されていないため、
理論上はペナルティも天井知らずで膨れ上がる可能性があるが、
実際の戦闘ではそこまでの状態になる前に決着が付いているだろう。

脚部ボーナス(MVのみ)

機体サイズに比して多くの、あるいは大きな脚部を持ったメックは
移動モードが歩行である間のみMVに +1~2 のボーナスを受けることができる。

小型の機体に無理やり大きな足を付けることでも条件は満たせるが、
これは基本的には多脚型のメックに対して適用されるものと考えよう。

番外:Biotech機体ボーナス

概要で述べた通り、MVとTRは原則としてゼロを上回ることができないが、
唯一の例外として、「Biotech」の素材で作られた機体のみは
通常のゼロ上限による切り捨てが適用された後に +1 のボーナスが与えられる。

これは前作に存在した古代文明の遺産「Argoseyer」のみが持っていた特性で、
言ってしまえばそれ専用に用意されたフレーバー的なボーナスである。
Gearhead2においては、設定的というか前作からの続投的な形で
ゲームルールの中に存在こそしているものの、事実上使われていない。

プレイヤーが自由に機体データを作成できるゲームなので、
作ろうと思えばこのBiotech素材のメックを登場させることは可能。
しかしこの世界における超技術的な存在であるが故に、ご利用は計画的に。

mech_mvtrse.txt · 最終更新: 2019/11/05 01:00 by 名無しⅡ号

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